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今までのダイエットの定説は間違い!? PART3 [設定値]を下げるために必要なことって?


前回までのブログでダイエットに必要な【設定値】についてお話ししました。
 今回は【設定値】を下げるために知っておかなければいけないことをお伝えします。
テーマは
⓵ 朝食はとったほうがいいのか?
⓶ 食べる回数は? 年を取ると太りやすい?
⓷ どうやってやせるか?
の3つに分けてお伝えします。

目次

① 朝食はとったほうがいいのか?

朝食はとったほうがいいのか?これはたくさんの意見があります。
 朝はしっかり食べても消化されて消えるから食べてもいい
 朝食べないと力が出ない
 朝食べないとお昼の食べ過ぎてしまう
と、肯定的な意見が多いです。日本も昔から朝食をしっかり食べる習慣がついてます。
しかし、朝しっかり食べる習慣は実は明治初期からなのです。それまでは朝食を食べられるのは武家などの裕福な家庭だけでした。
 町民や農民は1日2食が基本で午前食と午後食の2回のみ食べていました(食べるものも少なかったんですが)
ほとんどが農民で朝から畑仕事に出かけて動くことが多かったので食べても太らない生活でした。
 現代の人は江戸時代のように手で耕すということはしないのに、朝しっかり食べるという風習だけが残っている状態なのです。

朝食はとらなくても問題ない

 朝食を抜いても食べても実は脂肪の燃焼率には大差はないというデータがあります。
逆に朝食をしっかり食べる人ほど太りやすいというデータもあります。といってもお腹がすく人は食べても大丈夫。あえて言うなら無理して食べなくても大丈夫 ということなのです。コーヒーだけでもいいし、水を飲むだけでもいい。朝絶対に食べないと!というわけではないと言うことなのです。

⓶ 食べる回数は? 年を取ると太りやすい?

食べる回数はいろいろ人によって考え方があります。
 ちょこちょここまめに分けて食べたほうがお腹がすかない
という意見もあり、そのような本も出されています。でもよく考えてください、人は食べ物を食べると血糖値は必ず上がります、何を食べてもです。食べる物によっては血糖値の上昇率は変わりますが、血糖値が上昇することには変わりはないのです。
 前回のブログでお話しした【設定値】ですがこれはインスリンの抵抗性が大きく影響していてインスリンが分泌されれば【設定値】が上がるので、食べる回数分インスリンが分泌されることになります。
 

答えはインスリンにある。

インスリンが分泌されると【設定値】が高くなる。つまり太りやすいということになります。
 では、インスリンを分泌されるのを抑制すればいいということになります。
 その答えは『食べる回数を減らす』ことにあります。食べる回数が少なければその分インスリンは分泌されず、血糖値も上昇しません。無理して我慢するのではなく、ストレスにならない程度に減らすのが重要になります。
 カロリーで考えるのではなくインスリンで考えるようにするのが重要です。

年を取ると太りやすい?

 昔に比べたら太った とか 昔はスマートだったという話を良く聞きます。
 年を取ると太りやすいのか?ですがこれは事実です。高齢になると運動の機会も少なくなり、基礎代謝も低下します。内臓の動きも落ちてきて、代謝が悪くなります。また【設定値】も高めに設定されるのでより太りやすくなるのです。

⓷ どうやってやせるか?

では どうやってやっせるか? ですがこれには
短期的な課題
長期的な課題 の二つがあります。

短期的な課題

短期的な課題としては、すぐに体重が落ちるか ということです。
実はこれはすぐに結果が出るので実感しやすいと思います。
 たくさんのダイエット方法がありますが、ほとんどのダイエット方法がこの短期的な課題はクリアされます。
 短期的にみるとすべてのダイエット方法が効果があると錯覚してしまうのです。

長期的な課題

長期的な課題とは、体重が【設定値】以下になると戻る、つまりリバウンドです。
 長期的な問題は答えが一つではなく、
  インスリンが問題なのか?
  カロリーが問題なのか?
  食物繊維は必要か?
  糖分はとったほうがいいのか?
などたくさんの視野から見る必要があります。
 ほとんどのダイエット方法でぶつかる壁がリバウンド 6カ月で【設定値】に戻るということなのです。

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